本牧出身の宇宙飛行士、古川聡さんの乗ったロシアのソユーズ宇宙船が6月10日、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした。この様子は母校・間門小でも生中継され、その瞬間を見守った児童から歓声が上がった。
市立間門小学校(前田隆校長)では、当日朝から全校児童564人が体育館に集まり、大型スクリーンで古川聡さんが宇宙船から国際宇宙ステーション(ISS)に乗り移る様子を見守った。
ドッキングの瞬間、児童たちは「フレーフレー」と大きな声で応援し、ISSのハッチが開いて古川さんが登場すると、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
児童の1人は「間門小の先輩としてすごく嬉しい。自分たちもあんな風になりたい」と成功を喜んだ。
小学生の頃から宇宙飛行士への憧れを抱いていた古川さん。栄光学園高校在学中に医師を志し、東大医学部卒業後、病院での勤務中に宇宙への思いが再燃し、倍率288倍という難関を越えて夢を実現した。集会に参加した古川さんの妹、鈴木曜子さんは「無事に成功してよかった。これから半年と長い期間になるが、兄なら大丈夫。頑張ってほしい」と話した。
同校では、今年夏にもISSに滞在する古川さんとのテレビ中継での話し合いが行われる。
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