焼きあがったクッキーを手にする子どもたち
野毛山キリストの教会・野毛山幼稚園（西区老松町）では、震災被災地の支援活動として、手作りのお菓子を送る活動を続けている。
お菓子を届けているのは陸前高田市で「被災者が心のうちを話せる場所を」とカウンセラーの佐藤文子さんが開設したカウンセリングルーム「ほっとカフェ」。たまたま同園の職員と佐藤さんが知り合いだったことから、支援が決まった。バレンタインデーなど今年に入り３回にわたって園児や卒業生、保護者らの手によって作られたケーキやクッキーなどを送っている。
お菓子は拠点を訪れた相談者に提供されており、「会話のきっかけにもなる」と好評。４月７日には、日曜教会の生徒やその保護者ら20人が参加してチョコレートクッキーづくりが行われた。約１２０枚を焼き上げた。同園の奈良亜樹子さんは「自分たち自身も楽しみながら、無理せず息の長い支援を続けていきたい」と話していた。
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