学校の”20歳”をお祝い 本牧小学校で式典
横浜市立本牧小学校(田中昌彦校長・489人)がこのほど創立20周年を迎え、3日に同校で記念式典が行われた。
同校は、1992(平成4)年に開校。もとは1873(明治6)年に天徳寺を借用して開校した本牧学校を発祥とする。同校は関東大震災や空襲で大きな被害を受け、場所や校名が変遷。1947(昭和22)年には米軍の接収で廃校となり、間門小に統合された。
そして接収解除、区画整理後に横浜市立本牧小学校としての開校が決まり、現在の地に本牧山頂公園との一体性も考慮したモダンな校舎が完成した。
「つなぐ」を合言葉に
同校の教育では「つなぐ」を合言葉に、「みんなで認め合い、学び合い、やりぬく本牧の子」の育成を目指している。校章には、カモメと海が描かれ、横浜の海上を自由に舞うカモメが、たくましさや、スケールの大きさを表している。
記念式典が盛大に
3日に行われた記念式典では、児童による「20周年を祝う会」と保護者、関係者らで行われる式典の2部構成で行われた。
児童の部では、本牧中学校の吹奏楽部がお祝いの演奏に駆け付け、各学年ごとに児童たちがクイズやゲームを行って「学校の20歳」を祝った。また、同校出身でピアニストとして活躍する中野友裕さんのクラシック演奏会も開かれ、児童たちは先輩の奏でる美しい音色に聴き入っていた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>