西区紅葉ヶ丘の神奈川県立音楽堂(伊藤由貴子館長=人物風土記で紹介=)が11月4日で、開館60年を迎える。
同音楽堂は、戦災復興のシンボルとして1954年、日本初の公立本格的音楽専用ホールとして開館。収容人数1106人。設計は、日本を代表する建築家の一人、前川國男氏が手掛けた。ロンドンのロイヤルフェスティバルホールをモデルにし、その優れた音響効果は開館当時「東洋一の響き」と言われた。ホール壁面はすべて木で作られており、「木のホール」としても親しまれている。
9日にはオーケストラ
同音楽堂では11月3日から9日までを「還暦!記念週間」として複数の公演を企画。伊藤館長は「オーケストラや合唱にオペラ、聲明(しょうみょう)など、様々な公演を通して音楽堂の可能性を知ってもらえたら」と話している。
3日は「音楽堂で聴く聲明」、4日「大野和士のオペラ・レクチャーコンサート」、5日「音楽堂建築見学会特別編」、8日「県合唱連盟主催 合唱コンサート」、9日には還暦週間の大取り「60周年記念オーケストラ・コンサート」が開かれる。公演に関してはチケットかながわ【電話】0570・015・415(10時〜18時)。
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