西区南幸の生花店「花幸」西口店の福永勇太さん（32）が、このほど行われたフラワーデザイン競技会「ジャパンカップ」の県予選を２位で通過し、来年４月に行われる本選出場を決めた。
全国大会でファイナリストを多く輩出する激戦区の神奈川県。福永さんは「挑戦しつづけて約10年。結果は応援してくれた同僚や家族のおかげです」と白い歯を見せる。県内で５店舗を営む生花店の３代目として、12年前からこの道に。独学でアレンジを学び、オリジナル性を重視してきた経験がコンクールにも活かされた。
好きな花は”花の王様”とも評される常緑低木のプロテア。「花らしくないところにひかれちゃうんです」。来年４月の本選では「お金を掛けなくても素敵なアレンジができることを見せたい。花の本当の美しさを引き出してあげたい」と意気込みを語った。
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