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中区・西区版 公開:2014年12月11日 エリアトップへ

150周年記念誌が発刊された「横浜中華街關帝廟」の理事長を務める 林 兼正さん 中区在住 72歳

公開:2014年12月11日

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ミスター”横浜中華街”

 ○…中国有史の偉人、関羽を祀った横浜関帝廟が2011年に建立150年を迎えた。「関聖帝君鎮座150周年の記憶が新しいうちに」と、これまでの歴史をまとめるため編集委員会が発足、当初1年ほどで発刊する予定が内容を精査するうちに3年の月日を費やした。「中華街の事実が詰まっている貴重な資料。特に若い人に読んでほしい」と語る。

 ○…編集には関わらなかったが、理事長として原稿に目を通した。「当初は簡単な本を考えていたんですけどね」と笑うも「関帝廟の話しだけじゃ、もったいない。横浜華僑の歴史を徹底的に調べ上げて後世に残したいと思うようになった」と記念誌への想いを語る。編集委の尽力で完成した大著を手に「これを見れば若い華僑、華人もDNAが起きてくるだろう」。

 ○…中華街を代表する名店の一つ、「萬珍樓」の社長を務める。父が中国広東省の出身で、自身は1941年横浜生まれ。インターナショナルスクールを卒業し、英語をはじめ日本語に広東語・北京語を話す。1993年に「横浜中華街発展会」理事長に就任、それぞれのルーツにまつわる対立を乗り越え、この街の活性化に尽力してきた。「発展会は社長の集まり。トップダウンは通用しない。しっかりと情報共有し志を一つにしていかないと」。12年には理事長を辞したものの、今も横浜中華街「街づくり」団体連合協議会の会長など要職を歴任する。

 ○…「時間があればゴルフか読書か車だね。最近は健康のために自転車通勤してるよ」とにっこり。若いころから仕事も遊びも”一生懸命”だという。2人の子どもは独立。大手投資銀行などを経てアナリストとして起業した息子は、萬珍樓の取締役も務める。娘は米国で不動産業を営むという。「中華街は『レジャーランド』。多くの方にいつでも遊びに来てもらえるよう、シェイプアップしていかないとね」と語った。

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