西区東久保町のトキワ保育園(檀原文子園長)で6月28日、園児たちがさつま揚げ作りに挑戦した。
指導したのは藤棚商店街の老舗「今井かまぼこ」の3代目、今井宏之さん(36)=人物風土記で紹介。今井さんは子どもたちに魚の美味しさをもっと知ってほしいと区内の地区センターや小学校などで体験教室を開いていて、同園では2回目。
今回のメニューは、魚のすり身と保土ケ谷区で採れた新鮮なトウモロコシのさつま揚げ。今井さんはまず、魚からかまぼこやさつま揚げがどのように作られるかを図鑑を見せながら説明。そしていよいよ園児たちがさつま揚げ作りに挑戦。すり身ととうもろこしを混ぜ、今井さんのやり方を見ながら、スプーン2本を使って、上手に一口サイズに形作っていった。園内には「もっと作りたい」「ほら、きれいに丸くできたよ」など子どもたちの楽しそうな声が響き、最後は揚げたてのさつま揚げを皆で美味しく食べた。
檀原園長は「できたてのさつま揚げの美味しさに子どもたちもびっくり」と笑顔。今井さんは「最近は家庭で魚をさばいたりする機会も減っていると思うので、今後もいろいろな形で魚の美味しさを子どもたちに伝えていけたら」と話した。
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