中区・西区版 掲載号:2016年12月8日号
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学校法人聖マリア学園(聖光学院)理事長で藍綬褒章を受章した 工藤 誠一さん 中区在勤 61歳

懐深く生徒と接する

 ○…聖光学院や県の私学協会などでの教育振興の功績を称えられ、産業の振興や社会福祉の増進など公共の利益に貢献した人に贈られる藍綬褒章を受章した。「周りの人の支えがあってこそ受章できた。これまでの道のりを大切にして、神奈川、私学、日本の子どものために力を尽くしていきたい」と力強く語った。

 ○…鶴見区で生まれ育ち、第11期生として聖光学院中学高等部に通った。高校時代は学園祭実行委員長を務め、自身の似顔絵が学園祭で使うチケットに用いられるなど「やりたいことをやった」と笑う。大学卒業後は父が営む自動車部品会社を継ぐことも考えたが、当時教員不足だった母校から声をかけられ、政治・経済の教師として聖光学院に戻った。「子どもと接することが楽しくて、夢中になった」と当時を振り返る。会社は弟に任せ、事務長、教頭などを歴任し、現在は校長と学園理事長を兼任。また県の私立中学高等学校協会理事長なども務める。

 ○…各分野の専門家を招いた体験学習「聖光塾」やギター・バイオリン・演劇などの芸術を学ぶことができる選択講座など、生徒が自由に学べる環境づくりに尽力してきた。自身も在学時は作家を目指し、同人誌を作っていた経験もあり、「私学は自由と多様性が一番大事。良い意味で混沌の中から創造力が生まれる」と語る。学外でも協会、振興会などの要職を務め、多忙を極めるが、週に3度ほどスポーツジムに通い、運動のあとはビールを飲んでリフレッシュするという。「妻からは『ビールを飲むためにジムに通ってるの』って言われるよ」と豪快に笑う。

 ○…「卒業生を代表して学校運営を行っている」という言葉に強い母校愛がにじむ。「裏切られても愛し続ける」というキリスト教の精神で懐深く子どもたちと接し、「子どもたちが帰るべき心のふるさととしての学校づくりを目指していきたい」と真剣な眼差しで話した。

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