今年最初の総帆展帆の日となった4月16日、帆船日本丸の国指定重要文化財答申を記念した式典が同メモリアルパークで行われた。
日本丸を管理運営する(公財)帆船日本丸記念財団の金近忠彦会長をはじめ横浜市の平原敏英副市長、市港湾局の伊藤慎介局長、また横浜市会や文化庁、国交省、船員養成を行う海技教育機構の関係者などが来賓として招かれ、約100人が出席した。
財団の金近会長は「ボランティアの方々の支えや、心ある方の募金などもあり、これまで日本丸を維持することができた」と感謝し、今後、国の支援に期待しつつも「市民からの支援の輪をさらに広げていきたい」と話していた。
日本丸は3月10日、国の文化審議会により文部科学大臣に重文指定について答申、今年中に指定される見通し。船舶資格がある水上で保存されている船としては初の重文指定となる。
1984年の現役引退にともない横浜市の所有となっている。
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