中区・西区・南区 社会
公開日:2017.09.07
吉田橋支えた松杭、発見
伊勢佐木町渡辺洋三さん 自宅の戸棚に
1869(明治2)年完成の関内と関外を結ぶ吉田橋の基礎を支えた松杭(くい)の一部が発見された。伊勢佐木町1丁目で宝石店を営む渡辺洋三さんの自宅(店舗と同所)の戸棚から出てきたもので、厚さ3cmに輪切りにした状態。切断面には「吉田橋基礎杭・横浜中央地下街工事記念」と記されている。
この輪切りにした松杭は直径約30cmで重さ600グラムほど。戸棚に閉まっていた火鉢のフタとして使用していたという。横浜中央地下街(マリナード地下街)が完成した際の記念品の可能性もあり、現存しているものとしては希少。渡辺さんの両親が入手したもの。
渡辺さんは松杭について「とても感慨深い。当時の人たちが苦労して埋め立てたことが伝わる」と話していた。横浜中央地下街は今年秋で開設40周年を迎える。
ピックアップ
意見広告・議会報告
中区・西区・南区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











