昨年夏から営業休止が続き、すでに再整備の方針が示されている本牧市民プール=中区本牧元町=について、建替えによる2022年度中の供用開始を検討していることが分かった。9月14日に行われた横浜市会常任委員会の市民・文化観光・消防委員会の中で示されたもの。
同プールは15年11月に漏水が判明。翌年6月に調査を行ったが原因個所の特定には至らず昨夏、今夏と営業休止が続いている。再整備については昨年8月に民間事業者との検討会を実施。プール規模を縮小し、レストランや温浴施設などの民間施設を整備運営する案などが出ていた。
委員会では事業工程のほか、再整備を民間資金によるものとし、屋上プールを主体に夏季以外の利用も含めたスポーツレクリエーション施設とするほか、一部を民間施設として整備することなどが説明された。
委員会の副委員長を務める上野盛郎市議=西区・自民党=は本紙の取材に「休止は残念という声が多く寄せられており、良い形で再開できることを期待する。屋外プールだが、全天候型とは言わないまでも雨や日差しを一部避けられるものの設置を委員会としても提案したい」と話した。
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