横浜の総鎮守・伊勢山皇大神宮(池田正宏宮司)で12月2日、「注連柱(しめばしら)」の大しめ縄掛けかえが行われた。新年を迎える準備として毎年この時期に行われる恒例行事。
同神宮の大しめ縄は直径30cm、長さ4mにおよぶ。当日は朝早くから県内の神輿保存会のメンバーが集まり、納められた細い縄をなうことで大しめ縄を作り上げた。そして拝殿正面の2本のしめ柱に足場を組み飾り付け、神職がお祓い。当日は大しめ縄をはじめ境内各所のしめ縄を新調した。この作業を経て本格的な正月の準備が始まる。
同神宮のしめ柱は、東日本では最大級で、1889(明治22)年に当時の大遊郭・二葉楼から奉納されたもの。
来年は新本殿造営
伊勢山皇大神宮は2020(平成32)年に創建150年を迎える。今年8月には記念事業の第一弾として神楽殿が完成。来年には新本殿の造営が始まる。
新本殿は14年秋の伊勢神宮、第62回式年遷宮で建て替えられた古社殿の1つをそのまま譲り受け、伊勢神宮にあった時のままの状態で伊勢山に建てられる。
中区・西区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
80周年記念事業で地域のつながりを3月28日 |
|
<PR>