戸部小学校の児童たちが授業の一環で作成した、戸部のまちをPRする動画が4月16日から西区役所1階にあるモニターで放送される。期間は1週間限定。
この動画は昨年度、5年2組の児童たちが総合的な学習の授業で制作。「戸部のまちを30分歩いて何人とあいさつできるか」「戸部駅からランドマークタワー付近まで細道だけで行けるか」といった挑戦ものから、掃部山公園や戸部の商店の紹介など4種類の動画を作った。時間は2〜4分。
特徴は撮影、編集ともにiPadだけで行った点。児童がNHKなどの番組を手掛ける映像制作会社に協力を依頼し、動画内容の構成など映像制作のイロハを学んだ。
制作期間は半年以上。夏休みには宿題としてまちを巡り取材対象を下調べ。年末ごろから本格的な撮影に臨んだ。
3月には児童らが西区役所を訪れ動画を庁内で流してもらえるよう担当課へプレゼン。念願かない、区役所内での放送が決まった。
上映開始に先立ち3月20日には児童らが戸部大通り商店街を訪問。動画作成に協力してくれた店舗に完成動画を見てもらった。最後は動画でインタビューを行った駄菓子屋の咲弘洞(さっこどう)を児童全員で訪問。店主の佐藤弘子さんらに動画を見てもらった。佐藤さんは「いい思い出になったね。おばちゃんも頑張ります」と優しく語りかけていた。
力作を無事披露できた児童たちからは「動画を撮る中で『戸部にこんなところがあった』と知ることができました」などの感想が聞かれた。
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