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「大迫半端ない」誕生秘話 YSCCの中西選手に直撃

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掲載号:2018年6月28日号

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インタビューに応じるYSCCの中西規真選手
インタビューに応じるYSCCの中西規真選手

 巷では今年の流行語大賞候補とも呼ばれる「大迫半端ないって」。このフレーズが生まれたのは2009年1月、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた全国高校サッカー選手権・鹿児島城西対滝川第二の試合後、滝川第二のロッカールームだった。

 現在YSCCで主将を務める中西規真選手は、当時滝川第二の選手として名言誕生の現場にいた一人。9年前のあの瞬間を振り返ってもらった。

  *  *  *

 「あの試合は結構鮮明に覚えています」。鹿児島城西には大迫勇也選手と大迫希選手(現J3藤枝所属)がいたが、滝川第二も「半端ない」発言主の中西隆裕主将(3年)と中西選手(2年)が出場。「W大迫対W中西」と注目されていた。

 試合は大迫勇也選手の2得点などで鹿児島城西が6対2と圧勝。攻守の要・ボランチで出場した中西選手は「一人じゃどうにもできず、何も手立てできなかった」と振り返る。

 通常は重苦しくなる状況で生まれたのが、あの言葉だった。中西先輩について「もともとムードメーカー。雰囲気を盛り上げるために面白半分でやったのがああなったのでは」と指摘。「試合中も『しんどくなったら笑え』と声を掛け合うチーム。その雰囲気があの言葉になった」と答えた。

「先輩も半端ない」

 中西選手は翌年、先輩の後を継ぎ主将に就任。個性の強い部員たちをまとめるのに苦心した。「同じ立場になって、中西先輩はすごかった。偉大だったなと感じました。それこそ『中西半端なかった』ですね」

今もあのロッカーで

 その後中西選手は大学を経て、YSCCに入団。本拠地の試合で使う控室は、奇しくもあの「最後のロッカールーム」だ。

 「高校最後の全国試合も、YSCCで初めて点を取ったのも三ツ沢。世界一を争う舞台に出る人と試合できたというのは、一つのターニングポイントかもしれませんね」と爽やかに語った。
 

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