戻る

中区・西区・南区 社会

公開日:2019.08.01

東横線跡地
桜木町駅から140m、遊歩道に
新たな地域の「魅力」誕生

 桜木町駅から横浜駅方面に延びる東急東横線跡地の高架橋。桜木町駅から紅葉坂交差点までの約140mが、7月16日に歩行者専用道路として供用開始された。



 これは市が進める東横線跡地整備事業の一環。東横線は、みなとみらい線と相互直通運転(2004年2月1日)を行うため東白楽駅付近から横浜駅間を地下化するとともに、横浜駅から桜木町駅間は廃線(04年1月末)となった。



 市は、地下化区間(約1・4Km)を「東横フラワー緑道」として整備し11年4月に全線開通。一方、横浜駅から桜木町駅間の廃線区間(約1・8Km)は「緑あふれる魅力的な歩行者空間」として04年度に事業を開始したが、並走するJR線や国道16号線の安全性確保、また予算の問題などから整備が進んでいない。市は21年度までに整備する予定としているが、残りの部分については、設計も含めて具体的な計画はこれからだ。



歩く仕掛け、課題に



 市道路局企画課では今回完成した歩行者道路について「これまでにない景色が広がっている」と利用を呼びかける。また、飲食ブースを設置するなど「歩いてもらえる仕掛けづくりが欲しい」としており、魅力ある空間づくりを進める方針だ。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中区・西区・南区 ローカルニュースの新着記事

中区・西区・南区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS