西区中央の戸部杉山神社(佐野顕次宮司)の例大祭が、今年も8月19日・20日に執り行われた。
20日夜の奉納神賑行事には、西区名人・達人の会に登録されているパフォーマーのほか、区内で活動する空手やダンス教室に通う子どもたちが神楽殿でパフォーマンスを披露した。地元の子どもたちに神社との接点を持ってほしいとの意図で毎年行っており、佐野宮司は「神楽殿での経験が、大人になったときに地域愛につながる良い機会になれば」と話した。
境内はパターゴルフなどのゲームコーナーや、地元商店による露店もにぎわいを見せていた。
令和の大修繕協賛を募る
戸部杉山神社では新天皇即位の奉祝事業として社殿の改修事業を来年1月から行う予定だ。
現在の社殿は戦後1956年に当時は珍しい鉄筋コンクリート造で建てられた。半世紀以上を経て、屋根や外壁などに傷みが出てきたことから、社殿を後世に守り伝えるため改修事業の実行委員会を設立。1口5千円で地域からの協賛を募っており、これまで約200人から協力が寄せられた。
来年の正月明けには改修が始まり、例大祭までには屋根の吹き替えや外壁塗り替えなど社殿全体の修繕保存工事が終わる予定。神社奉賛会の山木八十治会長は「大規模な修繕は経験したことがないので楽しみ。ぜひ協力してほしい」と話した。
協賛に関する問い合わせは戸部杉山神社社務所【電話】045・321・1980へ。
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