新型コロナウイルスの影響で延期となっていたプロ野球が、6月19日に開幕した。横浜DeNAベイスターズは本拠地横浜スタジアムで広島東洋カープと3連戦。2連敗を喫したが、21日の第3戦は宮崎敏郎選手のタイムリー二塁打で2対1のサヨナラ勝ち。SNS上にはファンによる「#横浜優勝」の文字が躍った。
ファンもリモートで声援
球団では史上初の無観客となった開幕シリーズを盛り上げようと、様々な企画を実施。ファンから募集した約1万1千枚の写真からなる「I ☆ YOKOHAMA」ビッグフラッグがライトスタンドに掲出されたほか、自身の姿とメッセージがスタンドを彩る「応援パネル」を販売。約5000枚の人型パネルがスタンドを埋めた。
試合中はファンが自宅で収録した応援歌の音声や、球団主催のオンライン観戦会参加者の映像が試合展開に合わせてメインスコアボードから流れ、選手を後押し。開幕戦の試合後にはスタンド席約270度から2分間にわたり「野球のある生活、横浜の街を活気づけたい」と540発の花火が夜空に輝いた。
ファンが球場近くに集まってしまう事も懸念されたが、事前に球団が感染拡大防止の観点から自宅での観戦を呼びかけたこともあり、横浜公園周辺でユニフォームを着たファンとみられる人たちの姿はほぼ見受けられなかった。
(写真はいずれも球団提供)
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