本牧南小学校に拠点を置く、本牧元町北部少年野球部が創部から50周年を迎えた。同部の半世紀の歩みを須藤秀明代表、岩波光一監督に聞いた。
本牧エリアで行われていた野球大会をきっかけに、地域ごとに創部した中の一つが同部。須藤代表は野球経験が無いながらも、周囲からの後押しで初代監督を引き受け、約40年間チームを率いてきた。未経験だからこそ、モットーは”楽しい野球を”。そんな雰囲気の中、子どもたちの成長する姿や卒業生の顔を見ることが、須藤代表にとって「何にも代えがたい喜び」という。過去には須藤代表の教え子である卒業生の子どもも部員として所属し、「世代を超えて愛される自慢のチームです」と笑顔で語る。
須藤代表の意志を継ぎ、2代目となったのが岩波監督。経験者として技術面での指導にも力を入れ、小学4年生以下を対象とするトスベースボールでは関東大会優勝、神奈川県少年野球大会ではベスト8に輝くなど躍進を見せている。全国大会出場を目標に見据え、練習に汗を流している。
このほど節目の年にあたって、ユニフォームを一新。通常、学生野球のユニフォームは白地のシンプルなものが多いが、新ユニフォームはデザイン性を重視。「かっこいい」と子どもたちが練習でも着てくるほど、人気を集めているという。
50周年を迎え、「周りの方の支えで続けてこられました。通過点としてこれからも歴史を刻んでいきたい」と岩波監督。須藤代表は「コロナ禍のいま、また試合で元気に活躍する子どもたちの姿を楽しみにしています」と願いを込めた。
現在18人が所属する同部では、部員を募集中。詳細・問合せは岩波監督【携帯電話】090・3061・8049。
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