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中区・西区・南区 社会

公開日:2020.08.20

YCAT
ターミナルを大規模改装
より多言語、バリアフリーに

  • ▲増設し多言語に対応した電光掲示版

  • ◀開港時の横浜をイメージしたロビー

 成田・羽田空港に直行するバス路線をはじめ、全国各地の高速バスが発着するターミナルを運営する横浜シティ・エア・ターミナル(株)(征矢雅和代表取締役社長/YCAT)はこのほど、バスターミナルのリニューアルを完了させた。

 同ターミナルは横浜駅東口直結のスカイビル1階に位置しており年間で約380万人が利用する「横浜の玄関口」。昨年40周年を迎え、昨年末から大規模なリニューアルを計画していた。

利用しやすさに重点

 リニューアルが完了したことで、ロビーなどの内装が開港時の横浜をイメージしたレンガ調のデザインになったほか、電光掲示板と案内板を増設。案内掲示板は日本語以外でも表記していたが、日本語、英語はもちろん、中国語(簡体字、繋体字)、韓国語の5言語の表記を標準化し、多言語に対応した施設となった。

 案内板も通路の分岐点ごとに設置しより分かりやすくした。バリアフリーにも力を入れ、チケットカウンターの高さを下げたほか、車いすの利用者の高さに合わせた専用窓口を設けた。

コロナ収束後見据え

 同社は現在、新型コロナウイルス感染症の影響で羽田便を240便から120便に減便するなど影響を受けている。担当者は「利用しやすい施設へと生まれ変わりました。新型コロナの収束を願い、横浜の玄関口として皆様に喜んで使っていただけるようなターミナルを目指していきたい」と話した。

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