みなとみらいに今年4月に誕生した新MICE施設「パシフィコ横浜ノース」で9月28日と29日の2日間、顧客向けの内覧会が行われ、イベント主催者や旅行代理店などの関係者ら約700人が訪れた。
これはコロナ禍によるイベントの人数規制が一部緩和されたことを受け、実施されたもの。施設見学とあわせて、発熱探知のサーモグラフィやソーシャルディスタンスを保った会場レイアウト=写真=、近隣ホテルのケータリングなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組みを紹介。安全安心なMICE開催をアピールした。
同施設によると一時は展示会や国際会議などほとんどのイベントがキャンセルになったが、夏から徐々に予約が戻ってきており、試験会場など新たな需要もあるという。しかし規模は縮小され11月のJCI世界会議もオンラインを基本に一部現地開催するハイブリッド形式で行われる。
10月からは横浜観光コンベンションビューローがMICE開催支援助成金の受付を開始し、市内でのMICE再開を後押しする動きも。パシフィコでは「MICEが再開と共に横浜周辺のホテルや施設、交通の需要が増える。地域活性化につなげたい」と話した。
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