140年余の歴史を持つ加賀町警察署のPRキャラクターがこのほど誕生した。3月13日には同署で作者2人に加藤雅道署長から感謝状が贈られた。
キャラクターは「加賀丸くん」と「加賀姫ちゃん」の兄妹で、署名の由来である加賀藩の名称をもとにした。
きりっとした目つき
加賀丸くんを森谷和真さん(19)=栄区在住=が、加賀姫ちゃんを内藤花歩さん(25)=都筑区在住=が作成。他一人がデザインに参加。イラストは計8つ用意された。森谷さんは母親が警察官という縁からデザインにチャレンジ。内藤さんは、加藤署長の家族の伝手で紹介されたという。
加賀丸くんは、番鳥ともいわれるほどの警戒心を持つガチョウをモデルにしている。日ごろからスマートフォンで筋骨隆々のイラスト描くのが好きだという森谷さんは「治安を守る警察署のマスコットとして、きりっとした目つきにした」と説明する。1、2時間ほどで仕上げたという。
その加賀丸くんのデザインを見たうえで、内藤さんは加賀姫ちゃんを作成。美大出身という内藤さんは、母親と妹と協力しながら2日ほどで完成させた。「加賀丸くんの容姿にあうよう袖を鳥の羽のようにしました」と話した。
同キャラクターは3月13日から「公務」に就く。感謝状贈呈式に出席した加賀町防犯協会の高木正俊会長は「色々と活躍してもらえたら」と期待していた。
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