「70超えたってMJダンスを楽しんでるぜ!」。そんなキャッチフレーズにポーズをきめる男女たち。西区を拠点とするシニアが中心のダンスグループ「横浜ばじるダンサーズ」だ。
”MJ”とは、マイケル・ジャクソンのこと。ばじるの名前の由来を聞けば「婆と爺が躍るから」というから面白い。現在は50代から70代の男女5人が活動している。
「まさか自分が」
横浜ばじるダンサーズは、2019年4月に発足。MJダンスを踊る都内のダンスグループに所属していた港北区在住の宮下徹さん(72)が、西区でシニアの交流サロン「粋生倶楽部」を主宰する岩谷ゆり子さんに声をかけ、そこに集うシニア数名が初期メンバーとなった。
「昔から一度はダンスをやってみたいと思っていたけれど、まさか自分がこの歳でマイケルジャクソンを踊ることになるなんて」と岩谷さん。メンバーは皆ダンス未経験者だったが、地道に練習を重ねるうち『スムース・クリミナル』や『スリラー』などのお馴染みのナンバーを、カッコよく踊りこなせるようになったという。
新たな挑戦の場に
練習は月に2〜3回、横浜駅近くのスタジオで行っている。踊りの講師はおらず「ユーチューブが先生」だ。難しいMJダンスをそのまま踊るのではなく、簡単な振付にアレンジしているため、今後はシニアに限らず「のんびり楽しみながら踊りたい」と考える若者や親子も歓迎だとか。「新しいことにチャレンジし、仲間と楽しく踊ることで体も頭も健康になりますよ」と宮下さん。
詳細はホームぺージ(https://yokohamabasildance.wixsite.com/home)でダンス動画も公開中。見学希望や問合せは宮下さん【携帯電話】090・4602・0378へ。
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