中区山手町の横浜ブリキのおもちゃ博物館館長で、テレビでもおなじみの北原照久さん(74)が3月2日、本牧中学校で卒業間近の3年生172人を前に講演を行った。
北原さんが所属する横浜ロータリークラブ(吉永昌生会長)が横浜市教育委員会に提案し、本牧中が手を挙げたことで実現した。
中学生のころ、反抗的で学校を退学するほどにやんちゃだったという北原さん。その後、進学した高校で担任からかけられた「やればできる」という言葉で人生が変わったと説明した。
夢を描けるようになったのは、勉強し知識を身に付けたからこそと、座学をはじめ様々な経験を通した勉強の重要性を説いた。
その上で、やりたいことを熱く楽しそうに語り、将来像を具体的にイメージし、夢に向かって努力し続ければ「夢は実現する」と自身の体験を踏まえて語った。
また、プラス思考が大切として「未来は自分の話した言葉で作られる」と話し、4月から新生活を迎える生徒たちにエールを送った。
講演を聞いた男子生徒は「前向きになれた。高校に入って夢が持てたらいいと思った」と感想を話していた。
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