山手防犯協会の会長に就任した 守屋 孝さん 中区西竹之丸在住 72歳
人と人のつながり大切に
○…自治会の行事を通じて防犯活動に携わり40年以上。6月に岩崎鉦司前会長からバトンを受け継いだ。住民の防犯意識を啓発し、地域の防犯活動促進のため組織される同協会。「人と人のつながりを大切に。山手署をはじめ、防犯や交通の組織や団体との横のつながりをもって、お互いの活動内容を見える化し、情報共有をしながら活動していきたい」と話す。
○…横浜で生まれ育ち、地域の活動に関わり始めたのは30歳の頃。大の祭り好きなことから、町内の夏祭りに参加したことがきっかけだ。「それまで全く地域のことを知らなかったけど、祭りを通じて地域の仲間ができた」。そこで先輩に自治会に誘われ、休日などは地域の活動に参加するようになった。
○…若い頃から「やってみよう」と何事にもチャレンジする性分。高校生の時は、好きな音楽を流せる放送部に所属。また、軽音楽のバンドを組みライブを開催することもあった。「大学生の時は元町の喫茶店でディスクジョッキーをやっていたよ」とにっこり。その経験から得たのは「人の話を聞くスキル」。現在にも生きており、周囲から「人当たりが良く、話しやすい」と慕われている。
○…定年後の2010年に西竹之丸自治会会長に就任。以来、自治会定例会での警察官の防犯講話の定期開催や、防犯チラシの配布・掲出、防犯パトロール時の高齢者への声かけなどの防犯活動に取り組んだ。16年には中区第6地区連合町内会の会長に就任し、地域の安全安心な街づくりに貢献。その活動が評価され、18年には警察本部長褒賞を受賞、20年には防犯功労者として表彰された。「これからも周囲と話し合いながら、少しずつ活動を発展していければ」と優しく笑った。
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