大学奨学生を中心に組織されるあしなが学生募金事務局による「全国募金リレー」が12月10日(土)午前10時から午後5時まで、横浜駅(相鉄改札前)をはじめ、青葉台駅(北口ロータリー)、たまプラーザ駅(中央改札前)、新百合ヶ丘駅(南口デッキ)、相模大野駅(北口)、藤沢駅(JR改札前)、大船駅(JR南改札前)の7カ所で行われる。県内在住の遺児学生や高校生を中心とするボランティア約150人が支援を呼びかける。
この取り組みは、親を亡くした子どもを支援する(一財)あしなが育英会=本部・東京都千代田区=の奨学生らで組織される同事務局が、遺児の奨学金を募ることを目的に2022年5月から12月にかけて47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募る活動。募金は、2分の1が日本国内の遺児と親に障がいがある子どもの奨学金に、2分の1はサブサハラ・アフリカ49カ国の遺児の奨学金として、あしなが育英会に寄付される。
あしなが学生募金は、1970年以来、毎年4月と10月に、全国約200カ所で一斉に街頭募金を実施してきた。しかし、コロナ禍のため全国的に活動の自粛を余儀なくされ、神奈川県では2019年10月の実施を最後に街頭募金は行っていない。
同事務局では「あしなが奨学金は街頭募金や、街頭募金を通して募集する継続寄付者からのご寄付などによってまかなわれています。今後も遺児の進学を守り続けるためには街頭募金の本格復活が急務と学生が声を上げ、この募金リレーを実施することを決定しました」と説明している。
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