西区東ヶ丘の多文化拠点CASACO(カサコ)を運営するNPO 法人「Connection of the Children」(CoC)は4月から「こどもがつくる食堂」を開始した。毎週月曜の夕食と隔週土曜日の昼食を提供している。同法人の代表を務める加藤功甫さんは「子どもが”作る側”になる挑戦をすることで自信を育み、人に喜ばれる経験を通して、生きる力を育てることができればと思った」と企画意図を話す。
5月17日は小学校低学年を中心に10人が参加し、セネガルのサンドイッチ「ンデキ」を作った。フランスの植民地だったセネガルでは、フランスパンを使い様々な具を挟みこむという。今回はマヨネーズを塗ったバケットに、炒めた鶏肉や玉ねぎ、マカロニ、畑で育てたレタスなどを挟んだ。
参加した子どもたちは、掃除したり会場準備をする班、包丁で具材を切る班、玉ねぎなどを炒める班に分かれ、スタッフの指導のもと作業を進めた。参加するのは2回目という石井彩葵さん(小1)は、「ここだと色んな人がいて楽しい」と話した。
加藤さんが目指すのは、子どもたちが色んな世界に触れ、小さな挑戦を実践できる場。今はスタッフの手を借りているが、「最終的には買い出しから仕込み、調理、配膳まで全部、子どもたちの手でできる回を作りたい。そこに寄付をしてくれる企業や人を招待し、成果を見える形で伝えられれば」と話した。
子どもは参加無料で先着10人、大人の食事参加は500円。申し込みはCoCのイベント申込サイトから。
![]() バゲットにマヨネーズを塗る
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