西区シニアクラブ連合会は、東京科学大学大学院摂食嚥下リハビリテーション学分野が実施する「口腔健康調査」に2022年から協力している。5月9日は西区福祉保健活動拠点「フクシア」で、3回目となる測定会が行われた。
当日はシニアクラブ会員約40人が参加。同大学の院生らが会員の歯の状態や嚙む力、舌圧、飲み込む力、舌をどれだけ動かせるのかなどを測定した。合わせて、日常の習慣や性格を問う20ページほどのアンケートも行われた。相談ブースも設けられ、同大学院講師の山口浩平さんが対応。平均値と結果の数値を比べたフィードバックも行った。
同大大学院4年の堀家彩音さんは「臨床の現場だと、これだけまとまった人数のデータを得るのは難しい。地域の協力なしにはできないこと。本当にありがたい」と述べた。
ここで得られたデータは、学会報告や論文発表に活用されるという。これまでも以前の測定結果から「将来よりも今を重視する人のほうが噛む力が弱い」など、新しい知見が得られたという。
この企画を立ち上げた同シニアクラブの大高治さんは、「自分の健康データが分かるだけでなく、研究に役立つ社会貢献もできる。一石二鳥です」と話した。次回は11月に開催する予定だ。
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