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公開日:2026.05.21
南区井土ケ谷地区 スマート防犯灯設置で見守り強化 市のモデル事業6月から
南区井土ケ谷地区でスマート防犯灯を用いた横浜市のモデル事業が6月から開始する。無線機能の付いた防犯灯500灯を設置。小学生が携帯する見守りタグ300個と連携させ、保護者のスマートフォンで現在位置や移動地点がわかるようにする。モデル事業は、同地区のほか青葉区内でも実施される。
横浜市は、刑法犯認知件数が2022年以降増加し、犯罪手口も多様化・巧妙化していることから、約20年ぶりに防犯計画の策定を進めている。20年前と比べ、少子高齢化や地域のつながりの希薄化により、防犯活動の担い手の確保が課題になっており、市はデータやデジタル技術を活用した新たな防犯対策を推進する。
モデル事業の実施地区は、地区内の防犯灯の設置率や子どもの人数などを考慮して決めた。井土ケ谷地区は、市が用意したスマート防犯灯に付け替え可能な既存の防犯灯が500灯分あり、地区周辺に3つの小学校があるなど、子どもが多く行き交う。
防犯カメラも搭載
スマート防犯灯は、横浜スタジアムの照明設備のLED化を実施した岩崎電気(株)=東京都=が設置。人感センサーを備え人や車の動きを検知し、明るさを自動制御する機能があり、暗がりの解消や省エネにも寄与する。犯罪抑止を図るため、防犯カメラを搭載した防犯灯も小学校や公園周辺など5カ所に設ける。
小学生が携帯する見守りタグは、カード型とストラップ型の2種類を用意。専用アプリ「みまもるノ!」をスマートフォンにインストールすることで、スマート防犯灯が設置された範囲で見守りができる。その範囲から外に出た場合もアラートが保護者に届けられる。高齢者の利用も想定する。モデル実施期間中の費用は無料。対応機種はiPhoneのみ。
市と同社は5月9日と20日に井土ケ谷地区の住民へ説明会を行った。9日にビエラ蒔田で実施した説明会では、住民ら約40人が参加。市の職員がモデル事業について説明を行ったほか、同社がスマート防犯灯の機能を実演する場面もあり、住民らは興味深く説明を聞いていた。同地区連合町内会の河野正敏会長は「市のモデル事業に協力することで、井土ケ谷地区の安全・安心の向上につなげていきたい」と話す。
モデル事業は27年9月まで実施され、住民らへのアンケートなどを用いて効果検証を行う。
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