あなたの街の歯医者さんが教えます― 永久歯の先天欠如【1】
28本の永久歯のうち、数本が何らかの原因により作られず、欠損している「永久歯先天性欠如」の子どもが10人に1人いることが、日本小児歯科学会の調査で分かりました。
欠損している場所は、顔の中央から5番目に生える第2小臼歯(奥歯)と、2番目に生える側切歯(前歯)で多く認められました。7歳の段階でエックス線写真上において永久歯の歯胚が確認されないと、約9割の確率で欠如するとされています。(但し乳歯は普通に生えていることが多い)
永久歯に生えかわるスピードには個人差があるため、人より1〜2年遅くても早くても心配はいりませんが、乳歯がいつまでも残っている場合は注意が必要です。早めの発見と、歯科医にしっかり診てもらうことが大切ですので、 かかりつけの歯科医院を見つけておくと良いでしょう。対策が立てやすくなると思います。
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