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保土ケ谷区 人物風土記

公開日:2026.05.21

保土ケ谷消防団の第12代団長を4月から務めている 薗 隆雄さん 天王町在住 63歳

  • 薗 隆雄さん (写真1)

親子2代分の恩返し胸に

 ○…「災害対応能力の高い消防団」「区民から愛される消防団」など、前団長の久保田重雄さんが掲げた目標を引き継ぐ。354人の団員は、年齢や性別、職業や生活様式などが異なる。「消防団は大人の高尚なクラブ活動。一人ひとりの個性を尊重し、個々の能力が最大限に発揮できる組織づくりに取り組みたい」と方針を示し、大規模災害に備える。

 ○…天王町商店街で家具店を営む家庭に生まれた。大学卒業後、家業を継ぐための「修行」と考え、大阪府内の家具店に就職。6畳1間の部屋に住み、午前5時から働いた日もあったという。月末に先輩従業員が料理を振る舞ってくれるなど、「優しさに救われた」と感謝する。外で家具を掃除していた際、店の番頭が「寒いから中でやりな」と声を掛けてくれたといい、「人に仕事を頼む際、相手への配慮を持つことが大切だと教わった」と振り返る。

 ○…天王町神輿会の活動にも長年携わり、現在は顧問を務める。「父は地域活動に携わっていなかったので、親子2代分の恩返しができれば」と郷土愛を見せる。地域活動に参加する上で、妻や周囲への感謝の気持ちを忘れない。「消防団の訓練は日曜日に行われることが多い。家庭がある中、活動に理解を示して送り出してくれる妻や団員の家族には頭が下がる思い」と敬意を払う。

 ○…妻と共にSUPや温泉巡りなどの時間を共有する。「木の香りがする環境で長時間過ごしてきたせいか、ヒノキ風呂に入っても無臭。残念だね」と苦笑い。父から受け継いだ家具店は今年で創業70周年を迎え、地元住民に愛されている。「4人の子どもたちはそれぞれの道に進み、自分の代で店を閉めるつもり。体が動く限りは続けたい」と決意を固める。

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