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MM21街区NEWS 世界の港町と繋がる象の鼻テラス 台湾アーティストが横浜の音を表現

掲載号:2019年9月19日号

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作品を制作するリウさん
作品を制作するリウさん

 堤防の形状が「象の鼻」に似ていたことから名づけられた象の鼻パーク。幕末にアメリカのペリー提督が初めて横浜に上陸した場所だ。同パーク内にある象の鼻テラスは、横浜市の開港150周年事業として2009年6月2日に開館。市文化観光局の委託で(株)ワコールアートセンターが運営し、今年で10周年を迎えた。

 11年から世界の港湾都市を文化で繋ぐ「ポート・ジャーニー・プロジェクト」がスタート。アーティストはもとより、行政や文化施設、関係者との持続的な相互交流を推進する事業として、メルボルンやサンディエゴなど11都市の港町と文化交流を行ってきた。

14日から企画展

 今回は、台湾南部の中心都市高雄にある駁二(ばくに)芸術特区と交流。高雄へ今年6月に横浜のアーティストを派遣。同テラスには、8月末から台湾出身アーティストのリウ・チーホンさん(34)が滞在している。

 リウさんは、横浜に滞在するなかで横浜の日常を音で捉え、その音を抽象化して視覚的な作品を制作する。今回は、イセザキモールや金沢区の野島などを訪れ、商店街のにぎわいやタカやリスの鳴き声を聞いたという。

 それらの体験を表現する「Monochrome」展が、9月14日から10月3日まで同テラス内で開催される。高さ約5m、幅12mの壁面などに作品を描くほか、横浜で聴き取った音をBGMで流す。9月19日の午後6時からはレセプションも開く。リウさんは「普段の生活では、聴こえていても気づかない音があふれています。作品を通して当たり前に過ごしている日常への再発見があるでしょう」と呼びかける
 

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