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公開日:2026.07.02
保土ケ谷区民会議 「市内唯一のつどい」 継続 地域住民が主体 意見交換の場
区民が主体的に地域の課題に取り組み、解決するための話し合いの場として、毎年6月ごろに区内6つのエリアで行われている「地域のつどい」。かつては横浜市内の各区で開かれていたが、現在、実施されているのは保土ケ谷区のみ。区民同士が顔を合わせ、「生の声」を交わす貴重な広聴の場が今年も、区内の各所で展開されている。
地域のつどいは、保土ケ谷区地区連合町内会と保土ケ谷区民会議が共催し、区役所が事務局としてサポートしている取り組み。実施主体である保土ケ谷区民会議の活動の一環であるとともに、事業の重要な柱と位置付けられている。
横浜市では、「自分たちの住むまちを、自分たちの手でよくしたい」という区民が主体的に組織する市民相互の話し合いの場として、1974年から各区で区民会議が誕生した。保土ケ谷区民会議も同年に発足。連合町内会ほか各種市民団体の推薦と公募で選ばれた委員が、市民生活のさまざまな課題解決に向けて取り組んできた。
一方で、「市民の声」事業やパブリックコメントなど、市の広聴が充実してきたことを受け、市内の区民会議は順次活動を終了。その取り組みの一つ、地域のつどいも行われなくなっていった。
しかし、保土ケ谷区民会議は、区役所と協働契約を結び連携を強化するなど、他区の区民会議が次々と終了する中で活動を続けてきた。代表委員を務める小林由美子さんは「行政、町内会、区民会議が三位一体となって、まちづくりを推進している」と活動の意義を説明。加えて「区民会議だからこそできること、オリジナリティーを大切にしている」と話す。そして「その一つが地域のつどい」と強調する。
地域のつどいは対象地域の住民でなくても誰でも参加し、意見を述べることができる。テーマに沿って、参加者が地域課題に対する意見や情報を交換し、区職員らが傾聴する。その場で上がった意見は委員が精査し、10件ほどにまとめて8月に区長へ提出。10月ごろに区が回答し、区民会議は保土ケ谷公会堂で11月に行われる「区民のつどい」で、その回答を全町内会に共有する。
昨年は6回で延べ555人の区民が参加。公園禁煙化や樹木の剪定、ペットの同行避難など日常生活での困りごとや疑問など234件の声を、委員が11件に集約して神部浩区長に手渡した。
小林代表は「地域の人が集まり自分たちで課題を解決していこうという取り組み。対面型での実施はアナログではないかという課題もあるが、住民が顔と顔を合わせて生の声を聞くという機会は貴重。実施手法も検討しながら続けていきたい」と話す。今年度の地域のつどいは6月12日に開始した。残る1回が7月10日(金)の午後6時30分からほどがや防犯センターで予定されている。テーマは「自治会と災害」。
(問)区広報相談係【電話】045・334・6221
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