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公開日:2026.07.02
故・ロコサトシさん 山手の博物館で企画展 思い出の「ピース」募る
色彩豊かで力強い作品の数々を世に送り出してきた横浜を代表するウォール・ペインターのロコサトシさんが今年2月に亡くなった。岩崎ミュージアム=中区山手町=では、7月3日(金)から12日(日)まで企画展を開催し、ロコさんとの思い出を募集している。
ロコさんは1970年代後半、東横線桜木町高架下で壁画を描き始めた。チョークを使い、約1・2Kmにわたりつながる作品は、当初は「作者不明のアート」として話題に。その後は、横浜博覧会のパビリオンペイントや本牧、みなとみらいなどでパブリックアートを制作し、横浜の景観づくりに関わった。保土ケ谷区内でも岩崎小学校の創立80周年記念事業として2010年に同校南側の壁に絵を描いている。
屋外での活動が中心だったロコさんが屋根のある場所で初の個展を開いたのが93年の岩崎ミュージアム。2002年からは毎年、飼い猫をモデルにした絵本『ネコのマイティ』をイメージキャラクターにしたワークショップ「マイティサミット」を開いてきた。
今回の展覧会は「last piece」をテーマに、サミットのポスターの展示や各時代の活動を紹介。小池成樹館長は「原始的だった絵が、物質が外皮を取り巻き雰囲気が丸くなっていった。いわゆる『落書き』から依頼されて描くようになったことや私生活の変化も影響していたのでは」と語る。
現在、同館はロコさんとのエピソード、街で見かけた壁画やライブペイントなどの情報、写真を集めている。連絡した人には無料で入館できる招待メールが送られる。小池館長は「みなさんの中にある思い出や写真というピースでパズルを完成させたい」と話す。
開館は午前10時から午後5時。7月6日(月)は休館。大人300円、小人100円。(問)同館【電話】045・623・2111
「ジャズプロの象徴」
横濱ジャズプロムナードでは初開催の93年にライブペイントをし、95年以降はメインビジュアルを担当。今年も亡くなる直前の作品が使われる。実行委員は「30年にわたり、象徴として親しまれてきた。来年以降もロコさんが残した作品を使う予定」と話す。
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