仏向町の「(有)板津農園」 はじめよう、健康経営!「横浜健康経営認証」認定企業に聞く 「当たり前をしっかりと」 インフル予防接種費を全額補助
横浜市では従業員の健康づくりを経営的な視点から考え、戦略的に実践する「健康経営」に取り組む事業所を、横浜健康経営事業とそして認証しています。令和5年度は保土ケ谷区から11事業所(公表分)が認証を受けました。
今回はその中でも最上級のクラスAAA認証を受けた「(有)板津農園」の取り組みを紹介します。
市内を中心に公共工事、造園、緑地整備を手掛ける板津農園。健康経営の取り組みで象徴的なのが、従業員全員を対象にした季節性インフルエンザの予防接種の全額補助だ。会社で希望者全員の予約を取り仕事の合間に接種できるようにしている。併せて定期健康診断も勤務時間内に受診できるように調整し、受診率は100%だ。
天候に仕事が左右されがちな土木業界だが、業務の振替体制を工夫し、完全週休二日制の定着やデジタルツールを使った現場の従業員負担軽減を目指している。
一見すると「当たり前」かもしれないことだが、これらをしっかり続けてきた結果がクラスAAAの認証につながっている。板津菊雄社長は「認証を取ったからいいや、ではなく、皆で継続して遂行してやっていこうとする日々の積み重ねが健康経営へとつながることだと思います」と取得を目指す企業にアドバイスをしてくれた。
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