vol.540 ミルキーJr. モカJr.モネのほどがや 「初夏の花」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)
ボクはミルキーJr モカJrモネ。瀬戸ケ谷町に住む3歳のミニチュアシュナウザー。
初夏といえば5月6日頃〜6月5日頃のこと。その頃には、バラ、アヤメ、ジャーマンアイリス、クレマチス、マツヨイグサ、矢車草などが見ごろだね。
バラ。起源はヒマラヤの周辺から中国西南部あたりが有力視され、7千年前まで遡るとされているそうだよ。花言葉を色別に記すね。赤:情熱、ピンク:感謝、白:尊敬、青:神秘、紫:誇り、オレンジ:信頼、黒:永遠の愛、レインボー:奇跡。
保土ケ谷区内のバラといえば、星川中央公園のダマスクスローズ。ブルガリア共和国の首都ソフィア市と「パートナー都市協定」を結んで10年を迎えた2016年に植樹されたんだ。
マツヨイグサ。原産地はチリ、アルゼンチンなどの南アメリカ。江戸時代に日本に入り、その後、広範囲に及んだ。花言葉はほのかな恋。
竹久夢二の「宵待草」の詩は、宵待草という植物は存在しないので、マツヨイグサ(待宵草)であろうというのが通説。
矢車草。南東ヨーロッパ原産の越年草。名前の由来は、小葉の構成が端午の節句の鯉のぼりにそえる「矢車」に似ているから。別名は「皇帝の花」。19世紀初め、ナポレオン軍がプロイセン王国に侵入した時のこと。後に初代ドイツ帝国皇帝となる王子が矢車草の咲く麦畑に、矢車草の冠をつけて身を潜めていたことに由来するそうだ。現在もドイツの国家は「矢車草」だよ。花言葉は「優美」「幸福」など。
気候が良くなる初夏の散歩。ボクも楽しみだ。
次回「鯉のぼり」
今日は何の日:植物学の日
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