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公開日:2025.06.26

保土ケ谷中吹奏楽部
東関東大会でグランプリ
県勢単独校で初の快挙

  • 笑顔を見せる部員たち(同部提供)

 市立保土ケ谷中学校の吹奏楽部は6月15日、千葉県で行われた「第26回東関東選抜吹奏楽大会」に出場し、最高位となるグランプリを獲得した。同部顧問の山田康二教諭によると、神奈川県内の単独校でのグランプリ受賞は初めての快挙だという。

 東関東吹奏楽連盟が主催する同大会は2000年に初開催され、今年は神奈川県のほかに千葉県、茨城県、栃木県の中学校と高校計15校が出場した。

 保土ケ谷中吹奏楽部は同連盟の推薦を受け、同大会に初出場。日々の練習ではセクションリーダーと呼ばれる上級生が1年生を指導し、部全体で演奏の質を高めてきた。

 大会当日、1年から3年生までの93人で与えられた15分間で演奏したのは3曲。1曲目の『ル・シャン・ドゥ・ラムール・エ・ドゥ・ラ・プリエール(愛と祈りの歌)』は、全国大会につながる夏のコンクールで演奏を予定している曲。2曲目の『大切なもの』では、合唱を大切にしている同部の特色を演奏で表現。最後の『勇気100%』では、演奏に合わせたダンスを披露した。

 部長の内田ゆあさんは「人数が多いのは強みと言えるけど、全体をまとめるのが大変な部分もあった。高校生がいる中で自分たちがグランプリと分かった瞬間は、まさかと驚いた」と振り返った。副部長の若泉理香さんと佐藤詩織さんは「会場で優勝旗を見た時に絶対に持って帰りたいと思ったので、それが叶ってうれしい」「どの曲も完成度が高かったので自信はあった」と話した。

 山田教諭は「地域の方々の支えや応援があって日常の活動ができている。今後も皆さんに今回のように良い報告ができるように指導していきたい」と述べた。

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