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公開日:2025.08.07
星川橋に歩行者用通路
車両は18日から一方通行
帷子川に架かる星川橋の下流側に歩行者用通路が設置される。通路設置に伴い、8月18日(月)の午後3時から一方通行になる(雨天時順延)。星川橋のバリアフリー化が目的。保土ケ谷土木事務所の担当者は「歩行者用通路が設置されることで、今後は歩行者の安全性が高まることが期待される」と話す。
同取り組みは、「保土ケ谷区バリアフリー基本構想」(2011年策定)に基づいたもの。基本構想の策定にあたっては、地域住民や福祉関係団体、公共交通機関事業者、学識経験者などで構成される「区部会」を設置。「まちあるき点検」や「バリアフリーに関する情報収集」に取り組み、地域住民からの声を反映しながら検討が重ねられた。
川辺町方面から進入禁止
星川橋周辺には保土ケ谷区役所や大型ホームセンターがあり、星川二丁目と川辺町間を車両が行き交う。保土ケ谷土木事務所の担当者によると、橋の下流側には人道橋が設置されているが、階段を上がる必要があるため車いす利用者やベビーカーを押す子育て世代には不便があったという。バリアフリー化を実現するためにスロープの設置などが検討されたが、設置のためのスペース確保が困難であったため、一方通行化により約2mの歩道幅を確保することになったという。一方通行になることで、川辺町方面からの車両は進入禁止となる(自転車を除く)。
周辺は市の都市計画事業で、星川駅から天王町駅までの約1・9Kmにおける相鉄線の連続立体交差事業が21年度に完了。事業区間は環状1号線、国道16号線、横浜新道の3つの主要道路に囲まれ、保土ケ谷区役所を中心とした主要施設と9カ所の踏切があり、周辺では慢性的な渋滞が発生し住民を悩ませていた。全線高架化により、交通の円滑化や歩行者通行の安全性確保が図られた。
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