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公開日:2025.08.28

水中結索競う全国大会へ
保土ケ谷消防が関東3位

  • (左から)元田さん、南澤さん、對馬さん、森屋署長

  • 競技の様子(一部を加工)

 保土ケ谷消防署(森屋司署長)の隊員3人が7月18日に厚木市で行われた消防救助技術関東地区指導会に出場し、水中結索の種目で3位に入った。この結果を受け、8月30日に兵庫県で行われる全国消防救助技術大会に関東地区代表として出場する。

 水中結索は3人1組がリレー形式で、スタート地点から20m先の水中に沈む結束環に3種類の方法でロープを結ぶ種目。所要時間のほか、確実性や安全性などを競う。海や川に沈んだ車などにロープを結び救助する際に、同種目で培った技術が活かされる。

 12チームが出場した関東大会の同種目で3位に入り、全国大会への切符を手にしたのは、元田隼斗さん(26)、南澤穂昂さん(27)、對馬海斗さん(27)のチーム。3人は無駄のない泳ぎとロープワークを披露し、6月に行われた神奈川県大会で記録した87・5秒を大きく更新する70・7秒を叩き出した。

探究心で急成長

 3人は今年4月から競技を始め、今井町のスポーツプラザホウトク左近山や戸塚区の横浜市消防訓練センターを拠点に練習している。チームを指導する花輪勉さんは「成長速度が早い。3人全員が能動的で、仕事や練習以外の時間に他チームの競技動画などを見て勉強している」と称える。関東大会では、緩みやすいが水中での作業に適しているフローティングロープを使用するなどしてタイムを縮めた。

 チームリーダーの對馬さんは「学生時代はラグビー部だったので、水泳経験が豊富な2人に速く泳げる方法を教わっている。支えてくれる仲間や周囲の方々に感謝の気持ちを示し、全国大会で優勝したい」と意気込みを語る。

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