保土ケ谷区 社会
公開日:2026.04.23
ヨコレイ 「人命救助に一役を」 社員全員が救世主へ
新井町に本社を構え、空調衛生設備などを手掛ける株式会社ヨコレイ(有井清代表取締役)。本社玄関前にAEDを設置したり、成人に対する心肺蘇生法などを学ぶ「普通救命講習I」を社内全体で受講するなど、日頃から人命救助に備えている。
実体験もとに行動
同社設計技術課の笠野泰介さんは、2023年12月、急に息苦しい症状に見舞われた。自宅にあった血液の酸素供給が正常に行われているかを調べる機器で血中酸素濃度を測定。異常値のため、妻が呼んだ救急車で病院に搬送された。心筋の炎症が劇的に進行し、心臓のポンプ機能が急速に破綻する「劇症型心筋炎」と診断を受けた。
一時は心肺停止状態になり、意識を取り戻したのは数日後のこと。搬送された病院に重症患者の肺や心臓の代わりをする医療機器があったことが一命を取り留める大きな要因になったという。
笠野さんはこの経験を踏まえ、同社所有のAEDを屋内から本社玄関前に移動させる取組に注力。通行人が緊急時に使える体制づくりに貢献した。
命救う覚悟を
同社に社内全体で「普通救命講習I」を受講するという意識が芽生えたのは、これまでに積み重ねてきた地域に根差した社会貢献活動がきっかけ。全社員が講習を受講するという方針を示した数日後、作業現場を訪れた社外の人が倒れて一時は意識不明になったという出来事も重なり、責任感が強まったという。
社員は同講習で胸骨圧迫のほか、AEDの適正配置や使用法などを消防職員から教わった。有井代表は「救急車が到着するまでに適切な対応ができるかが重要。緊急時に皆さまの大切な命をお守りできるよう、『自分たちが命を救う』という強い気持ちを持ち続けていきたい」と話す。
ピックアップ
意見広告・議会報告
保土ケ谷区 ローカルニュースの新着記事
コラム
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












