鶴見区版 掲載号:2011年3月17日号
  • googleplus
  • LINE

地域包括支援センター よろず相談、年間11万件 機能周知になお課題も

 地域住民のよろず相談所「地域包括支援センター」が全市区町村に設置されて5年を迎える。政令市最多の128カ所(3月1日現在)を持つ横浜市では、福祉保健サービスと地域交流、相談所が一体になった地域ケアプラザに併設。利用者を年々伸ばす一方で、機能の周知や住民の実態把握に課題を抱える。

 同センターは介護保険制度が改正された2006年、国が掲げた介護予防策の一つとして誕生。高齢者が住み慣れた地域で暮らせるよう支援する公共機関として、市区町村または委託を受けた社会福祉法人などが主体で、全国4000カ所以上に設置されている。社会福祉士、主任ケアマネジャー、保健師等の専門職を原則1人ずつ配置し、病院などの専門機関につなげる前の一時施設として、相談窓口や介護予防ケアマネジメント、権利擁護など継続的な支援を担う。

地域交流と相談一体型に

 横浜市では121カ所の地域ケアプラザと7カ所の特別養護老人ホームに同センターの機能を持たせ、子育てや障害の相談なども受け付けている。

 「介護や子育ての疲れ、認知症、虐待など一つの家庭に複数の悩みが重なっている場合も。ケアプラザの機能を活用することで、幅広い相談に専門のスタッフが対応できる」と市健康福祉局地域支援課は話す。地域ケアプラザは横浜独自の施設として、91年に1館目が開設。中学校区に1カ所の圏域で、介護予防や食事会など身近な福祉保健サービスを提供してきた。

 鶴見区のセンター設置数は8カ所。市内の相談件数は年間10万件を超え、増加傾向にある(=表参照)。訪問件数の減少については「地域の見守り活動など、センターに直接行かなくても済む仕組みができつつあるのでは」との見方もある。

 一方で、新築マンションの一人暮らしや引きこもりなど、実態が見えにくいケースもある。現場からは「センター本来の機能を果たすには、施設の周知と地域間の関係づくりが不可欠」との声も。支援が必要な当事者だけでなく、その家族や近隣住民、民生委員らと連携した地域ネットワークの充実が急務と言えそうだ。
 

浅川産婦人科医院

横浜市鶴見区でママを支えて80年 出産から産後ケアまで充実しています

http://www.asakawa.or.jp/

<PR>

鶴見区版のトップニュース最新6件

水道料金値上げを検討

横浜市

水道料金値上げを検討

3月15日号

地域に根ざし70年

鶴見区医師会

地域に根ざし70年

3月15日号

公共施設の「多目的化」推進へ

“駅ハイ”のコースを企画

横浜商科大学生

“駅ハイ”のコースを企画

3月8日号

認知症支援などに重点

地域包括ケア次期計画

認知症支援などに重点

3月1日号

バカロレアに認定

聖ヨゼフ学園小学校

バカロレアに認定

3月1日号

鶴見区版の関連リンク

あっとほーむデスク

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

小原孝ピアノコンサート

小原孝ピアノコンサート

5月20日 タウンニュースホール

5月20日~5月20日

鶴見区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年3月15日号

お問い合わせ

外部リンク