神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2013年7月11日 エリアトップへ

ミュージカル座が8月に公演する「ニッキー」の主役を演じる 松原 瑚春(こはる)さん 平安町在住 11歳

公開:2013年7月11日

  • LINE
  • hatena

笑いという「薬」届ける

 ○…物心ついた頃からお笑いが大好きだった。「化粧室のおばさんのモノマネやります」。目をクリクリさせリアルに再現する。表情豊かでキレのある動きは、見ている者を自然と笑わせる。この夏、お笑い好きな小学生が、創立18周年を迎えたミュージカル座のコメディ「ニッキー」の主役を演じる。セリフが多く、週に4日学校終わりに埼玉まで一人で稽古に通うなど、ハードスケジュールをこなすも「出演者と協力して作り上げていくのが楽しい」と充実感を漂わせる。

 ○…生後間もない頃、赤ちゃんモデルとして芸能界デビュー。以来NHK大河ドラマ「利家とまつ」や「ほんとにあった怖い話2012」に出演するなど、子役として芸能界で活躍している。一番印象に残っているのは「NEWクレラップ・とりあい篇」のCM。300人の中からオーディションで選ばれた。「学校のみんなも知ってるCMで、はじめは信じられなかったけど、撮影中にだんだん実感した。楽しかった」と無邪気にはにかむ。

 ○…学校でも友達とお笑いごっこで遊ぶ。「これやったらおもしろいねって、相談してみんなに発表する」。そんなおてんば娘だが、一方では福祉ボランティアにも参加。福祉施設などを慰問する「ジーバーキッズ」の一員として高齢者に笑顔を届けている。その活動の中で忘れられない出来事がある。寝たきりだった高齢者が舞台を観て「元気が出て足が動くようになった」という。「笑うことは一番の薬。薬から草冠を取れば楽しいになる。心が楽しくなれば体も元気になる」と語る眼差しは真剣だ。

 ○…将来の夢は「お笑い芸人」。U-20お笑い日本一決定戦の一次予選を通過するなど目標へと突き進む。母親には「本人が楽しくやってるのが一番」と温かく見守られる。「みんなに笑顔を届けられるようになりたい」。笑いという薬を日本中に処方するべく、今日も面白いネタを模索する。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook