鶴見区内の緑の割合を示す「緑被率」が、西区に次ぎ市内ワースト2位の13・1%だったことが市の調べでわかった。市はおおむね5年ごとに緑の総量を調べている。航空写真から300平方メートル以上のまとまりのある緑を目視で確認し、面積に占める割合を緑被率として算出している。
このほど発表された2014年度の鶴見区の緑被率は13・1%で、09年の前回調査から0・6ポイント減少。調査手法や精度は今年度とは異なるが、1975年の20・9%からは7・8ポイント減。18区中最低クラスの率であることも、ここ40年間変わっていない。
各地区で緑化活動も
鶴見の緑が市内でも少ない理由について、区は「建物の建築に制限がある市街化調整区域が少ないことや、既成市街地が多く、まとまった緑をとることが困難であることが原因と考えられる」と分析する。
そんな中でも、区内では地域や企業などが緑化活動を進めている。
北寺尾地区では、地区内を通る国道周辺の緑化や清掃などを実施。末広地区では、企業が参加して、花苗の植え付けや観察会などが行われている。「各地区の取り組みを参考に、身近に緑を感じられるような取り組みが今後も重要。地域の活動を支援したい」と区担当者は話している。
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つるぎん27日に4月25日 |
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