レアールつくの商店街内にある、福島県西会津町や棚倉町などのアンテナショップ「kura―cafe」が、3月11日で閉店する。
同店は、鶴見区の友好交流都市・西会津町や棚倉町を中心とした特産品を販売。東日本大震災以降根強く残る、放射能の風評を払しょくすることなどを目的に、横浜市の「商店街空き店舗活用アンテナショップ事業」として2013年に開店。港南台でコミュニティカフェなどを運営する(株)イータウンが運営してきた。販売のほか、現地生産者を招いたイベントや、2町の訪問ツアーも企画し、鶴見と福島の人々の交流の輪を広げてきた。3年半の間に取扱商品は100種類以上に増え、常連客も付き、経営も軌道に乗り始めていたが、同社方針により閉店に至った。
棚倉町の担当者は、「残念だが、新しいアンテナショップ作りを模索したい。商店街との交流は続け、今後も鶴見でのイベントにも参加していきたい」と話す。
同店は、「風評被害はまだなくなっていない。2町を応援し続けてほしい」と話していた。今後は最後の訪問ツアーや生産者との交流企画が開かれる予定だ。
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