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鶴見区版 公開:2017年12月21日 エリアトップへ

「ランニングフェスタ」企画の中心を担った鶴見区体育協会の会長 岩下 義正さん 菅沢町在住 81歳

公開:2017年12月21日

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情熱を次世代へ

 ○…23日に開かれる「鶴見区民ランニングフェスタ」。区の90周年事業として鶴見区体育協会らが中心となり、開催にこぎつけた。「戦後からずっと、三ツ池の周りでは駅伝競走があったが、なくなってしまった。鶴見にマラソン企画を復活させたかった」。内容は試行錯誤し、仮装や親子参加など、競争ではなく楽しめるものに。その背景には「より多くの人に参加してもらいたい」という思いがあった。「健康はもちろん、そこから広がる友情や仲間がスポーツの一番の魅力。多くの人にその喜びを味わってほしい」

 〇…東京都出身。教員だった両親の転職で鶴見へ。戦争が始まり、親戚の家があった茨城県へ疎開した後、鶴見に戻り、東台小、寺尾中、鶴見工業高校と進学。高校時代務めた生徒会長の役職は今でも誇りだ。後に機械メーカーに就職しながら、中央大学に通って勉強した。24歳で父親が働いていた日本鋼管(株)に転職した後、労働組合に所属。周りの薦めから42歳の時に市議会議員になり、約30年間町のために働いた。この経験から同協会の会長にも推薦された。

 〇…根っからの野球好き。始めたのは小学5年生の頃。ポジションはピッチャー。小・中学では学校代表だったという。高校では野球部に入るも、学業との両立の厳しさから1日で退部。しかし、野球熱はおさまらない。地域のチームに複数所属し、野球漬けの日々を送った。その頃から地元で培われた人脈は数知れず、現在も休日はOB会や協会の大会などあちこちに顔を出し、休みはほぼない。

 〇…「子どもの頃にやったチャンバラが今はスポーツになっているから驚いてしまうよね」。時代とともにスポーツも変わり、誰もができるよう大衆化が進んでいる。「今あるスポーツを改良する柔軟な発想が大事。そのためにも新しい、若い人にもっと活躍してほしい」。スポーツの魅力を次世代に受け継いでいく。

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