神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2018年7月12日 エリアトップへ

馬場花木園 ハス「近年で一番」 育成不良の昨年から回復

文化

公開:2018年7月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
昨年の池の様子(上)と今年の様子(7月5日撮影)
昨年の池の様子(上)と今年の様子(7月5日撮影)

 馬場花木園で、この時期の目玉となっているハス。育成不良だった昨年を受け、同園が様々な対策を講じたところ、今年は葉の量も花付きも好調。4年前から同園で勤務している山口光憲さんは「今までで一番花が良く咲いている」と笑顔を見せる。

 ハスは、6月中旬から葉が伸び始め、後に花が咲き始める。例年は水面のほとんどが葉で埋まるのに対して、昨年は池の5割程度しか葉で埋まらず、水面で枯れているものも多かった。

 それを見かねた同園が専門家に相談。山口さんは「ハスは当園のメインとなる花の一つ。やれることは全てやろうと思った」という。

 土壌改良に使われる有用微生物のEM菌を年明けから半年近くまきつづけ、高圧洗浄で不要な泥を取りだし、土を柔らかくした。また、新しい株を植えたほか、池の水位を下げて水温を上げるなど様々な対策を講じた。

 その結果、今年は8〜9割ほど葉で水面が埋まり、花はすでに30株近く付いている。まだつぼみもあるため、これから咲くものもある。

 観賞に訪れた女性は「もうこんなに花が咲いているのね。綺麗」と喜び、山口さんは「対策のどれが効果的だったのかは分からないが、本当に良かった」と安堵の表情を見せた。ハスは7月いっぱいが見頃。

観賞会を開催

 毎年恒例のハスの観賞会が7月14日と15日、同園=馬場2の20の1=で行われる。午前6時から開演。早朝にはハスの花が開く音が聞けることもある。申込不要直接同園【電話】585・6552。

鶴見区版のトップニュース最新6

まちがカップルを祝福

ヨルノヨツルミ

まちがカップルを祝福

鶴見銀座商店街でパレード

1月16日

デジタル活用で施策推進

黒岩知事インタビュー

デジタル活用で施策推進

新地震防災戦略策定へ

1月16日

「2年後の100周年へ一歩を」

区長インタビュー

「2年後の100周年へ一歩を」

多文化共生、脱炭素などに注力

1月9日

3万5千人が二十歳祝う

横浜市

3万5千人が二十歳祝う

13日、横アリで式典

1月9日

県人会館が移転へ

横浜・鶴見沖縄県人会

県人会館が移転へ

100周年の2027年までに

1月1日

人にやさしいまち、横浜へ

人にやさしいまち、横浜へ

山中市長が新年の抱負

1月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook