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鶴見区 人物風土記

公開日:2018.09.27

みその公園「横溝屋敷」で長年、松の手入れなどボランティアを行う
中山 稔之(としゆき)さん
潮田町在住 65歳

自然の変化、楽しみながら

 ○…江戸時代の面影が残る獅子ヶ谷の「横溝屋敷」。お客さんを一番に出迎える入口正面の松の手入れを3年前からボランティアで行っている。定年退職した今では、田んぼの手伝いや竹とうろう祭りに使う竹の切りだしなども。「初めは松だけだったのに、色々頼まれて気付けば毎月通っているよ」と笑う。

 ○…生まれも育ちも潮田町。小学生時代、祖母の趣味だった植木に興味を持ち、鉢植えをもらって育てた。「昔から工作など作ることが好きだったが、完成すると飽きてしまった。でも草木は完成してもずっと変化していくから面白い」。樹木を育てる魅力にはまり、近隣の植木屋へ通った。高校卒業後、自動車整備の仕事に就くも「自然に関わる仕事がしたい」と25歳の時に市の緑政局に入庁。北部公園や三ツ沢公園の芝の管理などに励んだ。2005年からは鶴見の土木事務所に勤め、区内公園の傷ついた樹木の治療に奔走。その頃から横溝屋敷にはよく顔を出していたという。

 ○…趣味はサイクリング。一日使って江の島までサイクリングすることもある。もちろん買い物はいつも自転車。「解放感と自由に動ける所がたまらない」。妻と二人暮らし。東京で事業をしているという娘とはこのほど一緒に台湾へ。誇らしげに娘のことを話す姿からも仲の良さが伺える。

 ○…自宅には盆栽や植木鉢がズラリ。20歳からずっと面倒をみている盆栽が今も元気に生きている。「木はちゃんと育てれば自分より遥かに長く生きる。世話をしていても逆に生かされている気になる」。そんな樹木の偉大さや育てる楽しさを子どもたちに教えたいという思いを持つ。「子どもの頃に大人が教えてくれた経験があるから、恩返しがしたい」。樹木の魅力を次世代に伝えていく。

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