鶴見警察署管内で小学生に関わる事故が増えていることから同署が初となる交通安全ポスターコンクールを開催した。9月1日から12日にかけて、集まった183点の中から12点を選定。受賞作品はカレンダーなどにして、交通安全キャンペーンなどの啓発に使われていく予定。
コンクールは同署が7月から8月末にかけて、獅子ヶ谷小学校、新鶴見小学校、馬場小学校に協力を呼び掛け、開催したもの。
小学生の事故増
昨年、同署管内の子ども(15歳未満)に関わる事故は51件(前年比+10件)、そのうち33件は小学生に関わる事故だった。今年1月から8月末まで、小学生に関わる事故は15件。中でも歩行・自転車時の飛び出しなどが目立っている。
同企画は、神奈川県警が行う2018年度の駐車違反キャッチコピーコンテストで同署の署員のものが選ばれたことがきっかけ。
選ばれた標語を分かりやすくイラストにしたいという思いと、関係する事故が増えている小学生にイラストを描いてもらおうと始まったもの。駐車だけでは作品が集まり辛いのではとテーマを広げて募集した。
「道路に飛び出しはしない・横断歩道を渡ろう」「おじいちゃん・おばあちゃんは車の運転時に気を付けて」「自転車のヘルメットは被ろう」「駐車違反はやめよう」「飲酒運転は絶対だめ」の5つのテーマから好きなものを選んでもらい、A3版以下のサイズで募集。
集まった183作品の中から交通安全協会長賞などの優秀作品が10点と、最優秀賞となる鶴見区長賞に向後寿莉さん(馬場小1年)、鶴見警察署長賞に泉谷碧月(あつき)さん(獅子ヶ谷小6年)の作品が選ばれた=中面で全作品を紹介。
受賞者の表彰式は10月末から11月にかけて各小学校で行われるほか、受賞作品はティッシュに入れてキャンペーンで配られる。カレンダーにしたものは区役所などの公共機関に飾られる予定。
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