鶴見警察署は、区内22の郵便局、ゆうちょ銀行鶴見店と犯罪防止啓発のステッカーを作製した。5月23日にはステッカーが貼られたバイクと車による出発式があった。
この取り組みは、今年1月に警察署と郵便局で再締結された「地域安全に関する協定」の一環。協定は、日曜を除く一週間で、百人以上が町を回るという郵便配達員のネットワークを生かし、事件・事故などに遭遇した女性、子ども、高齢者の保護、及び警察への通報や特殊詐欺に関する情報提供などを依頼するもの。その証として作製された。
ステッカーは、区内の168台のバイクと30台の車に貼られた。配達員の意識を高めることなどを目的としており、高齢者に会った時は「気を付けて」と声をかける一言運動も実施する予定だ。
啓発車が出発
式典では、啓発車となったバイクと車が町中へ出発した。同署の須藤正彦署長は「安全・安心は警察の任務。郵便業務の傍ら、区民のために協力して頂き、頭が上がらない。この気持ちを忘れず一層努力していきたい」とあいさつし、鶴見郵便局の石渡務局長=人物風土記で紹介=は「地域安全は局としても重要なこと。点ではなく、面で犯罪防止していきたい」と話した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|