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鶴見区 社会

公開日:2020.08.13

賢く売却検討を
価値を知り、将来に備え

  • 令和2年1月1日調査時点。神奈川県発表。カッコ内は前回

 「子どもも独立したし、老後は少し小さくても快適な家に住みたい」「相続対策で家の正しい価値を知りたい」など、持ち家の行方は家族の将来を左右する大切な問題。「でも何から始めたらよいか…」――そんな不安を解消すべく、本紙では不動産売却で高い実績を持つ地元企業と協力。不動産の無料査定を実施する。

地価上昇続く

 神奈川県が3月に発表した、適正な土地取引価格の指標となる「地価公示価格」(1月1日時点)によると、川崎区、幸区、鶴見区とも都心へのアクセスの良さなどを背景に、ほぼ全ての地域で上昇している。

 また、7月に東京国税局が発表した路線価(1月1日時点)では、川崎市川崎区駅前本町川崎駅東口広場通りが対前年の変動率15・4%で県内3位、横浜市鶴見区鶴見中央1丁目鶴見駅東口広場が14・3%で県内4位の変動率を示した。

 路線価は道路を単位とした土地評価額。相続税や贈与税などの算定に用いられるが、不動産売却の指標にもなる。

 ただし、地価公示価格も路線価も1月1日時点の発表のため今後はコロナウイルスの影響を受けることが予想される。

 路線価について国税庁は、国土交通省が発表する都道府県地価調査の状況などにより、減額修正など、納税者の申告の便宜を図る方法を検討するとしている。

 まずは大切な資産の価値を確認し、家族の将来設計に役立ててみてはいかがだろうか。

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