県政報告ひでしの「実績で勝負」 53 鎌倉駅にウォーターサーバーPRとプラごみ削減、同時に実現 公明党 鈴木 ひでし
先日、鎌倉駅西口に、神奈川県企業庁による水道水PRの取組として、水道直結式のウォーターサーバーが設置されました。これは、私が昨年から企業庁に提言してきたアイデアです。また一つ、実績を作ることができましたので、ご報告いたします。
昨年6月に提言
県内の水道水は、山梨県の山中湖や忍野八海を源流とする相模川や、丹沢の山々を源流にもつ酒匂川を主な水源とし、12市・6町に送っています。「おいしい水研究会」(現厚労省設置)による、「おいしい水」の要件をほぼ満たしており、県営水道水はおいしいのです。
県企業庁は、良質な水を内外にPRするため、ペットボトル飲料として、「かながわのおいしい水 森のハーモニー」を製造。配布を行っていますが、私はPR効果を高めるには限界があると考えていました。
さらに、ペットボトルの場合、近年、世界的に問題となっているプラスチックごみによる海洋汚染などにつながる恐れがあります。それでは、県が推進している「プラごみゼロ宣言」にも相反する可能性があるとも考えました。そこで生まれたアイデアが、観光スポットなどへのウォーターサーバーの設置だったのです。
昨年6月の県議会定例会で、私は企業庁長に対し、県営水道のおいしさを知ってもらうことに加え、プラスチックごみの削減にも貢献できる、まさに一石二鳥のアイデアとして、このウォーターサーバー設置を提言しました。
企業庁長は、「大変効果的と考える」と答弁。県営水道の給水区域内で、国内外から多くの人が集まる場所として、鎌倉や藤沢などの湘南エリアでの設置が検討されることとなったのです。
県内第1号お披露目
鎌倉市はペットボトルの代替として、マイボトルの利用を呼びかけるなど、市としてもプラごみ削減を推進していることから、県内第1号のウォーターステーションが設置されました。
サーバーのデザインは、学校法人岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校=港北区=の生徒が担当してくれました。コロナ禍で遅れておりましたが、9月16日、生徒への感謝状贈呈と合わせ、お披露目の機会があり、おいしい県営水道水を頂いてきました。
一日も早くコロナ禍が収束し、多くの方がこのウォーターステーションを利用されるよう、祈るばかりです。
県はこれを皮切りに、県営水道給水区域内の市町と連携し、ウォーターステーションの設置を進めていくこととしています。私も、提言した一人として、しっかりと推進を見守ってまいります。
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